パソコンに保存しているファイルサイズを減らすことが、パソコンの動きを鈍らせないための予防になります。
1つ1つのファイルサイズを劇的に圧縮できなくても、数多くのファイルを保存している人にとって、パソコンをより快適に使うためにファイルサイズを減らすことは、手軽でおすすめの方法です。また、ファイルをメールで送信する際に、大きなサイズのファイルになると送信先のメールボックスを圧迫してしまったり、メールの容量を超えてしまい添付できなかったり、ファイルサイズが大きいことは、様々なトラブルの原因です。
ここでは、エクセルで文書を作るときに、ファイルサイズを圧縮する方法をお伝えします。エクセルでは、ファイル内の図を圧縮して保存すれば、ファイルサイズを減らせます。
エクセルをもっとつかいこなしたい方にはきっと参考になるはずです。
エクセルでファイルサイズを抑えるなら、図を圧縮しよう!
エクセルのファイルサイズを大きくしているのは、ファイルに作成されている図が理由の1つとして考えられ、図を圧縮することで解消できます。
ファイル内の図を圧縮する手順
図を選択し、書式タブにある「図の圧縮」をクリック
図を選択すると表示される図ツールの書式タブにある図の圧縮ボタンをクリックします。すると画像の圧縮ダイアログボックスが表示されます。
圧縮ダイアログボックスで、解像度や圧縮オプションを選択
圧縮オプションや解像度の選択を確認します。解像度の選択は印刷用や画面用、電子メール用といったそれぞれに適した圧縮方法を指定することができ、自分の希望するものを指定することができるのです。指定をした後にOKボタンをクリックすると、それで図の圧縮は完了となります。
他の方法で「圧縮ダイアログボックス」を出すには
画像の圧縮ダイアログボックスを表示させる方法として、名前を付けて保存から行う方法もあります。
ファイルから、名前をつけて保存をクリック
ファイルから名前を付けて保存を指定すると、ボックスの下部分にツールが表示されます。
ツールをクリックし、図の圧縮をクリック
ツールをクリックすると、一覧に「図の圧縮」が表示されます。
これだけの簡単な方法でファイルサイズを減らすことができるため、エクセルファイルに図を挿入した際は、このような方法でファイルサイズを減らしておく習慣を付けると良いといえます。快適なパソコンの動作環境を守るために、必要な操作といっても過言ではありません。